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生活を見直そう!子どもの身長が伸び悩む原因とは

生活を見直そう!子どもの身長が伸び悩む原因とは

 

 

「うちの子は今年も一番前か…」「○○くん、○cmも伸びたんだって!」「えー!うちは○cmしか伸びてないよ!」。小学校に入学して以来、こんな風に、子どもと周りの友だちを比較しては、身長の伸び悩みに一喜一憂してはいませんか。結論を言うと、子どもの成長段階には個人差があるので、たいていの場合「心配ご無用」です。でも、分かっちゃいるけど、気になるのが親心ですね。子どもの身長が伸び悩む原因についてまとめました。お子さんとの生活を振り返って、参考にしてくださいね。

 

 

子どもの成長は個人差が大きい

 

まず、心に留めてほしいのは「子どもの成長には個人差がある」ということです。お子さんが生まれて以来、体重の増え具合や、ハイハイやつかまり立ちを始めた時期など、成長段階に応じて、周りと比べて不安になった記憶がある方は多いでしょう。でも、振り返ってみると、こんな風に思いませんか-。

 

「子どもが機嫌よく過ごしているなら、OK!」

「周りの子と比べる必要はなかったんだな」

 

一喜一憂していた頃の自分に、「心配しなくても大丈夫よ!」と声をかけてあげたいですね。

 

また、あなたの子ども時代にタイムスリップしてみると、「小学生の頃は小柄だった○○くん。中学ではいつの間にか、クラスで一番背が高くなっていたな」という経験があると思います。小学、中学、高校…どの段階で身長が伸びるかは、1人ひとり異なります。私の周りでは、なんと社会人になってから、身長が伸びた人もいますよ。

 

 

身長と遺伝との関係は?

 

子どもの身長に影響を与えるポイントとして、一般的によく考えられるのは「遺伝」ですね。「お母さんの背が高いから、○ちゃんも高くなるよ」「この子の背が高いのは、おじいさんの隔世遺伝じゃないかな」などと、話に出ることもあるでしょう。

 

子どもの身長に対する遺伝の影響は、「あります」。しかし、その割合についての研究結果は「8割」から「2-3割」まで、さまざま。遺伝の影響は「100%ではない」のが、ミソですね。つまり、身長の伸びに影響を与えるポイントは、「普段の生活の中にある」ということです。

 

参考として、子どもが将来どの程度の身長になるか、両親の身長からはじき出す計算式を見付けたので、ご紹介しましょう。くれぐれも、参考にとどめてくださいね。「あなたの身長がもっと高ければよかったのに!」なんて、夫婦喧嘩のもとになりませんように。

 

 

< 最終身長の予測計算式 >

 

●男子の場合:(父親の身長+母親の身長+13)÷2±9

●女子の場合:(父親の身長+母親の身長-13)÷2±8

「日本人のtarget heightおよびtarget rangeの再評価」鏡雅代、田中敏章、緒方勤

(第37回日本小児内分泌学会、2003)を参考に作成

 

 

原因その1:栄養の偏り

 

それでは、普段の生活の中から、身長が伸び悩む原因を見ていきましょう。まず、いちばん大切なのは「栄養」です。民族により体格差はありますが、同じ日本人でも、戦後から現代にかけて、平均身長が伸びてきましたね。この要因は、「栄養状態が大きく改善された」ことです。

 

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」で、25歳男性の平均身長を比較すると、1973年(昭和48年)は165.8cmでしたが、2014年(平成26年)は173.7cmとなっています。41年の間に7.9cmも高くなったとは、驚きですね。

 

もしも、「子どもの身長が伸び悩んでいる」と思うなら、栄養のバランスなど、食生活を振り返ってみましょう。次のようなことに心当たりがあれば、見直す必要があるでしょう。

 

 

● 朝食をとらずに登校している

● スナック菓子やジュースをたくさんとる

● 野菜だけ、肉だけなど、偏食しがち

● ご飯、パンなど炭水化物だけでお腹を満たしている

● 仕事などの事情で、子どもが1人で食べることが多い

 

参考に、農林水産省のウェブサイトに「『食とからだ』チェックシート」が掲載されているので、子どもさんと一緒にチェックしてみてはいかがでしょう。食事状況によって、5タイプの診断結果があり、アドバイスを見ることができますよ。

 

「『食とからだ』チェックシート」

http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/minna_navi/check/index.html

 

 

原因その2:睡眠不足

 

次のポイントは、「睡眠不足」です。成長期の子どもにとって、睡眠は大切。「寝る子は育つ」と、昔から言われるように、睡眠中に成長ホルモンが多く分泌されます。このため、子どもが夜型になったり、睡眠が短くなるほど、身長の伸びには悪影響を及ぼしますよ。小学生なら9時間から10時間は取りたいところですが、みなさんのお宅ではいかがですか。

 

① 仕事や家事に追われるうち、つい夕飯や入浴が遅くなってしまう

② 子どもの習い事があり、なかなか早く寝かせられない

③ 自分の気になるドラマがある。テレビがついていると子どもも一緒に見てしまう

④ 大人が寝るまで子どもが待っている。用を済ませるため、一緒に寝るのは遅い時間帯になる

⑤ 子どもが宿題や時間割に時間がかかり、寝るのが11時頃になってしまう

 

「耳が痛い!」と思う方も、いらっしゃるでしょうね。実はこれは、私自身の苦い体験です。それでは、①から⑤それぞれの改善ポイントをご紹介しましょう。大丈夫、生活リズムは工夫次第で変えられます。

 

 

① 子どもが帰宅したら、お風呂へ直行。家事はいったん置き、自分も済ませる!

② 習い事は、できれば子どもの好きなことを。時間帯に応じて「先に宿題を済ませる」「帰ったらテキパキする」と約束しておく!

③ ドラマはヘッドフォン等で防音。または録画するか、他の楽しみを作り、早く寝る!

④ 子どもと一緒に寝てしまう。その分、早起きして用事をする!

⑤ 寝る時間を優先。「時間がきたら宿題を切り上げて、寝る」というルールに!

 

 

「えー!宿題はどうするの?」と思ったあなた。あとは、子どもと学校に任せましょう。宿題も忘れ物も、子どもの体には変えられませんね。「先生に叱られた…」「昼休みが宿題でつぶれてしまった…」と子ども自身が痛感したら、少ーしずつ変わっていきます。ただ、これは1つの子育て観なので、ご容赦くださいね。あなたと子どもさんに合う方法で、睡眠を確保してみましょう。

 

 

原因その3:運動不足

 

3つ目の「運動不足」は、大人、子どもともに、現代の「病」の1つとも言えるでしょう。生活が便利になって、時間に余裕が生まれた反面、学校から帰ったら、塾や習い事、空いた時間にはゲーム…という子どもたちが多くなっていますね。公園はあっても、子どもの姿を見かけないようになりました。運動すること自体が成長ホルモンを促します。「うちの子、ゲームばかりだな…」と思ったら、子どもさんを外遊びへと誘いましょう。

 

子どもさんがすっかり出不精になっている場合は、大人も一緒に外で楽しい時間を過ごしてみるのがおすすめです。

 

● 夕方、子どもと一緒に散歩する

● 公園で一緒にブランコをこいでみる

● 休日に、ピクニックがてら自転車で遠出をしてみる

 

この他にも、できることはたくさんあります。「外で遊ぶのは楽しい!」と思ったら、いつしか友だちを誘って外でワイワイ遊び始めますよ。大人でも、「やせようと思ってジムで思い切り運動したら、食欲がわいて、夕飯をもりもり食べてしまった」というように、体を動かすと、たくさん食べて、のびのびした気持ちで、ぐっすり眠る良いサイクルが出来ていくでしょう。

 

 

原因その4:ストレス

 

「子どもにストレス?」と思うかもしれませんが、子どもの周りにもストレスの原因はたくさんあります。学校で友だちとうまくいかなかったり、家庭の中が息苦しかったり、子どもたちは感受性が強い分、周囲の環境から、さまざまなストレスを受けています。そして、不安な気持ちやストレスを抱えていると、成長ホルモンの量が減ってしまうのです。

 

子どもの身長の伸びと、食事、睡眠、運動の因果関係はおおいにありますが、何より大切なのは、安心してくつろげる居場所です。子どもさんが、

 

「色んなことがあっても、帰るとホッとするなあ」

「私(ぼく)って大切にされてるなあ」

 

と思える家庭を、いつも用意してあげたいですね。あなたの愛情が、子どもの心も身長も伸ばしていきますよ。

 

 

原因その5:病気

 

栄養・睡眠・運動もOK、のびのび育っているのに、身長がなかなか伸びない…という場合には、確率は低いですが、低身長症という病気が隠れていることがあります。子どもの低身長治療を専門とする小児科医院「ぬかたクリニック」(兵庫県神戸市)のウェブサイトを参考に、留意点をまとめました。

 

専門医を受診し、「スクリーニング検査」を受ける目安は、次のどちらかが当てはまる場合です。

 

● 身長が同年齢の子どもよりも著しく低い(-2SDの基準以下)

● 身長の伸びが著しく遅い(年間の身長増加率が、2年続けて基準以下)

 

※SD(標準偏差):身長が、同性同年齢の子どもの平均値より離れている程度を示す

 

例えば、10歳の男の子でしたら、身長が「124.5cm」以下、または、年間の身長増加率が「4.0cm」以下の場合となっています。しかし、たとえこれに当てはまっていても、多くの場合は病気ではありません。同じ年齢の子どもが1000人いるとすると、治療が必要なのは2人程度の割合だそうです。詳しくは下記を参照してくださいね。

 

ぬかたクリニック「成長ホルモン治療Q&A」

http://www.kobekids.net/shincho/qa/GHQ&A.html

 

 

いかがでしたか。身長が伸び悩んでいる原因は、普段の生活の中に、たくさんありますね。不規則な食事、睡眠不足、運動不足、ストレスが、お子さんの身長にじわじわと悪影響を及ぼしているかもしれません。大人の事情で、つい大人の生活リズムになってしまいがちですが、子どもが巣立っていくのはあっという間です。今は子どものリズムに合わせて、たくさん笑って、たくさん食べて、たくさん遊んで、ぐっすり眠る-という生活を、子どもと一緒に送ってみませんか。

 

子供の身長を伸ばす方法